東京都は3月24日、3月末に閉館するグランドプリンスホテル赤坂(千代田区紀尾井町1)を解体が始まるまでの3ヶ月間、東日本大震災の被災者に向け一時的な避難施設として提供すると発表した。
24日に行われた東京都の記者会見で石原慎太郎都知事が、プリンスホテル側から都に対し、赤坂のホテルを被災者の受け入れ施設として活用したいという申し出があったことを明らかにした。
受け入れは期間は4月上旬をめどに開始し、6月30日まで行う予定。食事の提供をするかどうかや、受け入れ期間内におけるホテルの管理方法などについては、今後プリンスホテル側と検討していくという。
また、猪瀬直樹都副知事は自身のツイッターで受け入れ人数について「約700室、最大で約1600人分という規模」と説明している。