赤坂の霊南坂教会(港区赤坂1)で12月15日、ハンドベルとパイプオルガンによるクリスマスチャペルコンサートが開催された。
2011年の1月12日に20周年を迎えるチャペルコンサート。毎週水曜に開催され、今回で865回目を迎えた。「教会が建て直された25年前にパイプオルガンを導入した。パイプオルガンの音色をより多くの人に聴いてもらいたい、地域に開かれた教会を目指したいと当時の専属オルガニストの提案によってチャペルコンサートが始まった」と伝道師の吉岡恵生さん
当日は今年最後の開催で、クリスマス前ということもあり、東洋英和女学院大学生涯学習センター「三保の森リンガーズ」によるハンドベル演奏も加わった。曲目はクリスマスにちなみ「きよしこのよる」や「赤鼻のトナカイ」など全8曲を演奏。普段の演奏会の倍以上の125人が来場した。近隣に住む参加者の女性(30)は、「教会の雰囲気とハンドベルの音色が一体となり、素晴らしい演奏だった。今年も温かい気持ちでクリスマスを迎えられる」と演奏を振り返った。
「イエス・キリストの誕生を共に祝いたいという思いから、今回はハンドベル演奏を交えた特別な演奏会を開催した。日本の一般社会ではあまり感じることができないが、演奏会に参加し教会まで足を運んでもらうことで、クリスマス本来の意味を感じてもらえたのでは」(吉岡さん)