グランドプリンスホテル赤坂(千代田区紀尾井町1)は11月4日、クリスマスイルミネーションの点灯式を行った。
来年3月の閉館に伴い最後となる点灯式。セレモニーは5人組ヴォーカルグループ「BabyBoo」によるクリスマスソングでスタート。カウントダウンで点灯したイルミネーションは、サーチライトやムービングライトで演出され、同ホテル55周年を記念して「55」の数字や、最後のイルミネーションに感謝の気持ちを込めて「ありがとう」の文字を浮かび上がらせた。
ゲストとして出席したノルウェー王国大使館公使参事官のトール・A・ダールストロムさんは、「ノルウェーでは、クリスマスは家族や友達と平和な時間を過ごすもの。日本でもこの時間を共有できれば」とメッセージを送った。都内在住の小さな親善大使「リトルニッセ」という子どもサンタクロース10人もステージに登場。「BabyBoo」と「赤鼻のトナカイ」を歌うなど会場を盛り上げた。さらに、麹町小学校の児童100人も参加、ノルウェーからきたニッセ(サンタクロース)にクリスマスカードを渡した。
高さ100メートル、幅40メートルの巨大クリスマスツリーの点灯時間は、16時30分~24時まで。12月25日で幕を閉じる。