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赤プリの「タイガーオムライス」復活-星野仙一さんの大好物、味にこだわり

赤プリのコーヒーハウス「ポトマック」の「タイガーオムライス」。

赤プリのコーヒーハウス「ポトマック」の「タイガーオムライス」。

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 グランドプリンスホテル赤坂(千代田区紀尾井町1)新館3階のコーヒーハウス「ポトマック」で、9月1日から「タイガーオムライス」が復活した。

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 同メニューは、現在阪神タイガースのオーナー付シニアディレクターを務める星野仙一さんの大好物。ある時からメニューにはない「オムライス」が星野さんの定番となり、2003年の阪神優勝時には表メニューに「昇格」した。その後、メニュー変更に伴い07年に姿を消していたものの、ファンからの要望に応える形でバージョンアップしたオムライスを復活させた。同店はスポーツ界・政財界関係者が多く利用することで知られる。「阪神の選手は、みんな一度は食べたことあるんじゃないかな」とシェフでマネージャーを務める大木仁さん。

 オムライスで1,850円の価格は決して安くはないが、その分、味にはこだわりをみせる。卵は宮城県産の「竹鶏(たけとり)物語」。フワフワ感を出すために卵3個を使う。「卵をこんなに使ったら、コレステロールが高いと思う人もいるかもしれないが、コレステロール値が普通の卵の3分の2しかないので大丈夫」と大木さん。ご飯の具材は、シイタケ、シメジ、エリンギの3種のきのこを食べやすいように細かく刻んで投入し、卵の上にかけるケチャップは有機野菜のトマトを使う。

 リーグ優勝が期待されていた阪神タイガース。10月1日、広島カープに敗れその夢はかなわなかったが、「自分自身、野球が大好き。負けてしまったのは残念だが、『タイガーオムライス』はホテルが閉館する来年3月までメニューに残す」と大木さん。

 営業時間は7時~22時30分。「タイガーオムライス」は11時から注文できる。

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