国立演芸場で「第9回 漫才新人大賞」-エレファントジョンが大賞に

予選を勝ち抜いた若手実力派漫才師12組。

予選を勝ち抜いた若手実力派漫才師12組。

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 国立演芸場(千代田区隼町4)で7月27日、「第9回漫才新人大賞」が開催され、人力舎所属の芸人エレファントジョンが大賞を受賞。トロフィーと賞金の10万円が授与された。

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 同大会は漫才協会(台東区)が創設したもので、出場資格は結成10年以内の漫才コンビ。協会内での予選と103組の応募があった外部予選を勝ち抜いた12組が本戦に臨んだ。

 大会MCは第2回で大賞を受賞したナイツが務め、ゲストとして過去の大賞受賞者ロケット団とハマカーンが出演し会場を沸かせた。

 大賞を受賞したエレファントジョンは「6月に亡くなった所属事務所の社長にこの大賞を捧げたい」とコメント。大賞のほかにはタイムマシーン3号が優秀賞、Wコロンが特別賞に選ばれた。賞状を受け取ったねづっちは「特別賞とかけまして、病気と説きます。しょうじょうが欠かせません」と得意の謎かけを披露。審査員の意向によりWコロンは今回で同大会を卒業し、来年からはゲストとして出演することが発表された。

 漫才協会の会長を務める青空球児さんは「これからも漫才を応援してくださいますようどうぞよろしくお願いいたします」とコメントし、三本締めで大会を締めくくった。

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