赤坂サカス(港区赤坂5)で4月24日・25日「オーガニックフェスタin東京2010」が開催された。主催はNPO法人オーガニック協会(港区赤坂2)。
国内外の優れたオーガニック製品が集う「オーガニックの祭典」として毎年開催される同イベントは、今年で7年目を迎えた。
会場では野菜、チョコレート、パスタ、ハーブティーなどのオーガニックマルシェのほか、オーガニック商品専門通販店「オーガニッククルー」によるフードコートも出店。「薬繕カレー」「ブラウンライスサラダ」などを提供した。「カレーに使われている玄米は茨城の大嶋農場のミルキークイーン。玄米はパサパサして苦手という方がいるが、これはモチモチした食感が味わえる。こんな食事もあるということを知ってもらいたい」とオーガニッククルーの原田星来さん。
2日間で5万人以上の人が訪れる盛況ぶり。マルシェでは、アンケートに答えた来場者にオーガニッコットンのハンカチやティッシュなどを配った。オーガニックコットンパフやゴムなし靴下、UVカット手袋の販売を行ったフォロイング代表の徳田洋子さんは、「予想以上の活気。何十年も前に比べるとオーガニックコットンに対する認識は広まったと感じる。もっともっと浸透することを願っている」と話した。
友人同士で訪れていた宮脇明子さん(37)、林裕子さん(33)は「カレーに使われていた玄米が今まで食べたことないような味で驚いた。やわらかくて歯応えがあっておいしい」(宮脇さん)、「肌触りのよいタオルや靴下、食べ物などいろいろ買ってしまった。今までそんなに興味はなかったが、一気に身近なものになった」(林さん)とマルシェでの買い物を楽しんでいた。
5月1日~5日まで、サカス広場ではサカスマルシェが開催される。