赤坂の高橋是清翁記念公園(港区赤坂7)で現在、岐阜県郡上市の「郡上本染(ぐじょうほんぞめ)」のこいのぼりが掲げられている。
1941(昭和16)年、元首相の高橋是清の旧宅跡の一部を整備して開園した同園。昆虫観察会や季節の工作教室など、親子で楽しめる体験型イベントをこれまでに開いてきた。同企画は昨年に続き2回目。岐阜県郡上市にある「渡辺染物店」から借り受けた手染めのこいのぼりを飾っている。
港区と郡上市は、青山エリアにかつて美濃郡上藩・青山家の下屋敷があったことや、青山の地名が青山家に由来するとされることなどを縁に、これまでも連携事業を行ってきた。現在も「郡上おどり」などを通じた交流が続いている。
こいのぼりの長さは約4メートル。公園内の木にロープを張り、高さ約7メートルの位置からつるす。設置には樹木管理などの技術を生かし、雨天時にはすぐに下ろせるよう、カラビナなどを使って固定している。
同園管理事務所所長の眞壁史子さんは「昨年よりも目立ちやすい場所に飾っている。保育園児や外国人観光客などが足を止め、来園者は1日30人~50人ほど増えている。英語の案内板も用意した」と話す。「公園は普段から利用してくつろいでもらいたい。通りかかった人が『何かある』と気付いて入ってきてくれたらうれしい。四季を感じながら、公園を気軽に利用してもらえれば」とも。
掲揚時間は10時~17時。雨天・荒天時は掲げない。5月31日まで。