
赤坂の「Wine Bar 山猫」(港区赤坂6、TEL 03-4332-4197)が7月1日で1周年を迎える。
イタリアとフランスのワインを中心にワインに合うつまみを提供するバーとして営業する同店。
ソムリエエクセレンスの資格を持つ店主の福士可奈子さんは「赤坂にはおいしい飲食店が多いので、そこに出店したいと思い、この場所を選んだ。(自分が)青森県出身で、地元で過ごした静かな時間や人との距離感を大切にしてきた感覚が店づくりの根底にある。いろいろなことにこだわりたいと思い、内装のデザインや仕入れ接客まで全て一人で行っている」と話す。
席数は、カウンター6席、テーブル席4席。大きな窓が特徴の店内は白・黒・木目を基調に、「シンプルで落ちついた雰囲気」に仕上げた。福士さんは「イタリア・シチリア産の『タンクレディ』というワインが好きで飲んでいたところ、タンクレディが映画に出てくる人物の名前だと知った。その映画のタイトルが『山猫』で、とても感動したので店名にした」と話す。
同店では、いろいろな種類のワインを楽しんでもらおうとグラスをメインに提供。グラスワインは日替わりで約10種類を用意。価格は2,000円~3万円ほど。ボトルは約100種類をそろえる。価格は1万2,000円~40万円ほど。ほか、イタリアの食後酒も常時約20種類そろえるという。
つまみは、チーズプロフェッショナルの資格も持つ福士さんが選んだ「チーズの盛り合わせ」(2,500円~)などを提供。皿にもこだわり、約7割が江戸時代の古伊万里を使う。チャージは2,000円で、サービス料と席料にミネラルウオーター代が含まれる。
6月30日~7月5日は1周年の感謝企画も行う。2012年の「シャトーマルゴー 50ミリリットル」(1万円)を数量限定で提供するほか、イタリアのスパークリングワイン「フェッラーリ」(グラス=1,000円)も用意する。
福士さんは「チャージ料込みの『チーズとワインのマリアージュ発見セット』も用意しているので試してほしい。地域の方々や、赤坂で働く方、仕事帰りに心を落ち着けたい方にとって、少しでも寄り添える場所になれたらと」話す。
営業時間は18時~翌2時。日曜・祝日定休。