見る・遊ぶ

日枝神社で「山王祭」 盆踊りや嘉祥祭など11日間にわたり開催

「里神楽」昨年の様子(提供=日枝神社)

「里神楽」昨年の様子(提供=日枝神社)

  • 4

  •  

 日枝神社(千代田区永田町2)で6月7日、「山王祭(さんのうまつり)」が始まる。

「山王嘉祥祭 和菓子のまつり」昨年の様子(提供=日枝神社)

[広告]

 京都の祇園祭、大阪の天満祭と並ぶ日本三大祭りに数えられる同祭。神田祭、深川八幡祭の一つである江戸三大祭としても知られ、同祭は神田祭と隔年ごとに行われている。江戸時代にはみこしが江戸城内に入ることが特別に許されていたことから、歴代の将軍が上覧拝礼する「天下祭り」として隆盛を極めたことでも知られている。

 8日は、3歳~7歳の子どもが華やかな稚児装束を身にまとい心身共に健やかに育つことを願う「稚児行列 子どものまつり」を行う。

 12日は赤坂氷川合唱団弥栄によるミニコンサート「にっぽんの歌」を行う。13日~15日は、「納涼大会 盆踊り」を隣接する「山王パークタワー」の公開空地で開催。キッチンカーの出店も予定。雨天時は境内のみこし庫前(こぜん)で開催する。

 15日は、松本源之助社中奉仕による「里神楽」や日枝神社奉賛青年会奉仕による「山王太鼓」など。16日は、日本の伝統の和菓子を神前に献じ、人々の「疫難退散」と「健康招福」を祈る「山王嘉祥(かじょう)祭 和菓子のまつり」を行うなど、さまざまな奉祝行事を予定する。

 このほか、同祭期間中限定で「山王祭記念・唐草手拭い」(1,000円)を授与所で頒布する。色は朱と紺をそろえる。

 同神社広報担当の内田博之さんは「今年も山王祭の季節になった。今年は『神幸祭』がない年で、みこしや鳳輦(ほうれん)の巡行はないが、『八坂神社例祭』から「裏千家献茶式」までの11日間、にぎにぎしく行う予定。期間中は茶菓席の接待席やフラダンスの奉納、日比谷高校箏曲部による奉納演奏、神楽奉納などの催しもある。ぜひ日本三大祭り、江戸三大祭に挙げられる『山王祭』を楽しんでほしい」と来社を呼びかける。

 行事により開催時間が異なる。6月17日まで。

赤坂経済新聞VOTE

今、赤坂にほしい施設は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース