ANAインターコンチネンタルホテル東京(港区赤坂1、TEL 03-3505-1111)内の日本料理「雲海」が現在、テイクアウト向けおせち「おせち宝箱」を予約販売している。
例年、正月向けのテイクアウトおせちを販売する同店。今年は2種類を展開する。3~4人向けの「五段重」(5万円)の重箱の1段のサイズは縦・横14センチ×高さ5センチ。白木仕立ての箱に約40種類の料理を詰め合わせる。
一の重には「伊勢エビ」「小川からすみ」、二の重は「寿老(じゅろう)車エビ」「子宝数の子」、三の重は「穴子八幡巻き」、「市松玉子」、与の重は「松笠クワイ」「光琳(こうりん)梅人参(にんじん)」、五の重には「合鴨(あいがも)炭火焼き」などを盛り込む。
1人向けの「一段重」(1万1,000円)は、約25種類の料理を詰め合わせる。サイズは、縦11センチ×横25センチ×高さ5.5センチで、こちらも白木の箱に収める。料理は「栗きんとん」「柚香(ゆこう)伊達巻き」「餅花」「鰆(サワラ)西京漬け」「堀川ごぼう鶏そぼろ射込み」などを盛り込む。
いずれもカツオと昆布のだしを使い、関東風のすまし汁仕立てにした「雑煮わん」が別添えで付く。具は「熨斗(のし)焼き餅」「合鴨ロース」「日の出金時人参」「亀甲大根」など7種類を入れる。「一段重」は1個、「五段重」は3個付くほか、1人前880円で希望の個数を追加することもできる。
吉安健料理長は「当店の『おせち宝箱』は、新しく迎える一年の皆さまの健康を祈り、めでたい料理を種類豊富に盛り込んでいる。『五段重』の五の重には酒のあてにもなるような肉類を詰め、ほかに並ぶごちそうと合わせて楽しめるように組み立てた。雑煮の具はレンジで、つゆは鍋で温めて食べるのがお勧め」と話す。
予約は11月30日まで、オンラインのみで受け付ける(準備数に達し次第終了)。