ホテルニューオータニ(千代田区紀尾井町4、TEL 03-3221-2857)ガーデンコートの特設会場で11月5日・6日、名古屋「あつた蓬莱軒」フェアを開催する。
1873(明治6)年に創業し、名古屋名物「ひつまぶし」発祥の店として知られている同店。ウナギは職人が備長炭で焼き上げ、秘伝のたれは創業以来継ぎ足しでつくられているという。
同ホテル広報マネジャーの岩崎州彦さんは「『あつた蓬莱軒』のフェアは東京では初の開催。『東京では食べることのできない味を当ホテルでご提供したい』とお店へ企画を提案した際には、ウナギを焼くには非常に強い火力が必要であるため、現状のホテルの調理環境だと実現は難しいとされていた。そこで、当ホテルの料理長と1年近く試行錯誤を重ね、本店と同じようにウナギが焼ける環境を整え、今回のフェアを実現することができた」と話す。
ランチは「あつた蓬莱軒のひつまぶし」「中島眞介特製スイーツ」に「先付」が付いた6,000円コース(6.480円)、「特製前菜4点盛」が付いた8,000円のコース(8,640円)を用意。ディナーは、8,000円コースと、「先付」「温物」「お造り」「酢の物」に「あつた蓬莱軒のひつまぶし」「中島眞介特製スイーツ」2品が付いた1万1,000円コース(1万1,880円)を提供する。
ほかにも一品メニューとして「うなぎ肝煮」「肝の唐揚げ」「う巻玉子」(以上1,620円)、「長焼き」「白焼き」(以上4,320円)、「白焼きキャビア」(6,480円)を提供する。
岩崎さんは「名古屋で2~3時間待ちの行列が当たりまえのお店の味を待たずに味わうことができるので、この機会に本場の『ひつまぶし』をぜひ味わっていただきたい」と来店を呼びかける。
ランチは11時~14時30分。ディナーは17時~21時。サービス料は別。要予約。