ホテルニューオータニ(千代田区紀尾井町)は3月16日より、花見の季節に合わせた期間限定宿泊プラン「桜花絢爛」と「桜なごみ」の提供を始める。
1万坪の日本庭園をはじめ清水谷公園、皇居、外濠公園から同ホテルの正面玄関まで続く桜並木など、桜の名所に囲まれている同ホテルは毎年、花見の季節に合わせた宿泊プランを提供している。
プレミアム宿泊プランとなる「桜花絢爛」は1日1室限定で、部屋に桜の生花をあしらった115平米の「ザ・メイン プレジデンシャルスイート」を利用。天井から足元まである広い窓から近隣の桜から遠くの桜まで眺望を楽しむことができる。さらに今年は、同ホテル内に店舗を構えるすし店「久兵衛」の職人が夕食時に客室まで出張し、目の前で握りずしを振る舞う。
「桜なごみ」は近郊の花見めぐりと食事を楽しむプランで、「ザ・メイン スタンダードルーム」を利用。夕食時には、「久兵衛」特製の「ちらしずし」か同ホテル特製の「松花堂弁当」をルームサービスする。近郊の桜の名所巡りを楽しんでもらえるよう、今年からテークアウト用として「久兵衛」特製「バラちらし」(夕食用)、「おにぎり弁当」(朝食用)も用意する。
両プランとも、同ホテルの周辺の花見スポットを紹介する桜マップを進呈。「桜花絢爛」は記念イベントなどで利用する50~60代の夫婦を、「桜なごみ」はファミリー層や30~40代をターゲットとして想定する。
「ホテル周辺は桜の環境に恵まれており、都心で桜が楽しめる数少ない環境の一つ。宿泊プランに限らずホテル内のレストランでも桜にちなんだメニューや企画を用意しているので、レストランを利用し桜を楽しんでいただくこともできる」と同ホテル広報担当者。
料金は、「桜花絢爛」=12万5,000円(1人)、「桜なごみ」=3万円(1人)。どちらも1室2人利用。予約受け付けは、「桜花絢爛」=宿泊日5日前、「桜なごみ」=宿泊日2日前。