サントリーホール（港区赤坂1）で12月31日、「サントリーホール ジルヴェスター・コンサート2014 ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団」が開催される。

昨年のジルヴェスター・コンサートの公演の模様（写真提供＝サントリーホール）

　大みそかの夜から元旦にかけて開かれる同コンサート。演奏は、オペレッタの殿堂として知られるフォルクスオーパー（国民劇場）のオーケストラ「ウィーン・フォルクスオーパー交響楽団」が担当する。

　同公演は、長年にわたり指揮を務めてきたルドルフ・ビーブルさん（85）が同交響楽団を従えての、日本ツアー引退公演の一環として開催。出演者は、ソプラノ歌手のアンドレア・ロストさん、テノール歌手のメルツァード・モンタゼーリさんをはじめ、ウィーン・フォルクスオーパー・バレエ団のメンバーも加わり、オペレッタ「ヴェネツィアの一夜」やワルツ「金と銀」など15曲を披露する。ほかにも演出家の田尾下哲さんが手がける趣向を凝らしたカウントダウンイベントも予定する。

　「ウィーンの心躍る音楽と華やかな舞踏で一年の終わりを締めくくり、明るく新年を迎えていただきたい」と広報担当の松原聡子さん。

　開場21時、開演22時。料金はS席＝1万2,000円、A席＝1万円、B席＝8,000円、C席＝6,000円。深夜に及ぶため、18歳未満の入場は保護者の同伴または同意書が必要。