東急プラザ赤坂(千代田区永田町2)が10月2日、2階フロアをつなぐ回廊部分で「東急プラザ コリドールマルシェ」を開始した。運営は東急不動産SCマネジメント(渋谷区)。
近隣住民やオフィスワーカーに新鮮で安心な野菜や特産品を産直で提供するため、週2日のみオープンする同マルシェ。出店数は6店舗で、月ごとに出店者が入れ替わる。
今月の出店者である埼玉県秩父の「なかいや農園」では、農薬と肥料を使わずに育てたミニトマトを使った「ドライトマト」(400円)や、当日朝に収穫する「きゅうり」(250円)などを販売する。福島県須賀川の「森藤農園」は、減農薬で育てた1袋2キログラム入りの「コシヒカリ」(1,000円)や、自家製の「のし餅白」「のし豆餅」(以上300円)などを用意する。ほかにも、東日本大震災復興支援として被災地の生産者が作った加工品などの販売を行う気仙沼地域開発も参加する。
「生産者の声を肩肘張らずに伝えていきたい」と、森藤農園代表の森藤さん。「田舎のおいしい旬のものを消費者に直接届けたい」とも。
開催時間は11時~18時。木曜・金曜のみ。