赤坂の草月ホール(港区赤坂7)で12月23日、マキタスポーツさん、プチ鹿島さん、サンキュータツオさんらが出演するTBSラジオ「東京ポッド許可局」のイベント「オレたちと聖夜と東京ポッド許可局2013」が開催された。
オープニングでそれぞれが今年を振り返った後、番組で好評な「○○論」のコーナーでは、「カノンの法則」で人気となったマキタスポーツさんが「求められるものだけ奪われてフォローがない」という芸人の立場を「乙女の気持ち」に例えて解説。「ご奉仕論」と名付けられたが、「まだ議論が深まっていない」「今後も話していきたい」と訴えた。
そのほか、理想のテナント11店舗が入ったサービスエリア「サービスエリアJAPAN」の発表や、番組でリスナーから募集したTシャツデザインの優勝者の表彰式を開催。イベント終盤にはTBSアナウンサーの小林悠さんと作家でコラムニストのジェーン・スーさんがゲストに登場。女性の気持ちが分からないという出演者らは「女性論」として、ゲストの2人に女性の生態を聞くことに。
「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」を10月に出版したジェーン・スーさんは、複雑な女心を解説するも、途中からサンキュータツオさんに対し、「高学歴の文系女子みたいで面倒くさい」とキツイ一言。出演者や会場の観客もそれには大いに賛同し、サンキュータツオさんは「テレビに出てもたたかれ、ホームに帰ってきたと思ったらここでも非難されるのかよ。ふざけんなよ」と会場を沸かせた。
「許可局好きな人は一人で楽しむ人が多い」と出演者3人も公言する同番組のリスナーだが、会場には親子連れの姿も。埼玉から来た子連れの両親は「3時間という長丁場だったが、目の前で聴けて楽しかった」と充実した時間を過ごした様子。小学4年の娘も「分からない話も多かったけど、変なおじさんたちが楽しそうにしゃべっているのを見ていて面白かった」と感想を漏らした。
来年3月には2日間にわたり銀座の博品館劇場(中央区)で「オレたちと女たちと東京ポッド許可局」(1日)、「オレたちと男たちと東京ポッド許可局」(2日)を、男女それぞれ限定で開く予定。