赤坂サカス(港区赤坂5)内にある「赤坂おだやかクリニック」(TEL 03-6234-0511)アレルギー科に今年、春の花粉症で来院した人の数は昨年の5倍以上に増えたという。
気象庁発表では、春のスギ・ヒノキ花粉の総飛散量予測は例年比で1.5倍、比較的飛散量が少なかった昨年と比べると3~4倍だという。
同院には2月20日過ぎから3月第1週をピークに多くの患者が来院。「例年より重症の方が多い印象。今年から発症した方も多い」と同クリニックの西澤理事長。
今年の花粉症の傾向としては、「鼻水、鼻閉、目のかゆみ以外に、喉のイガイガの症状、耳のかゆみ、せきなどの症状の方が多い」という。花粉症患者の治療などの変化については「最近は比較的早くから薬の内服を始める方が多くなった。しかしまだまだ多くの人が、症状がひどくなり市販薬では効かないと来院するケースも多い」とも。
「花粉症は4月いっぱい続く。イネ科にアレルギーのある方は場合によっては6月まで続く。しっかりと薬を使った対策をとることをおすすめする」と西澤さん。
同院の受付時間は10時~13時45分、15時30分~18時45分。土曜・日曜休診。