10月に赤坂BLITZ(港区赤坂5)で開催を企画していたK-POPフェスティバル「赤坂韓流祭」が延期となった。
赤坂で働く韓国人の起業家や店主らが中心となって結成された「赤坂韓国人商人協会」が企画した同イベント。赤坂の焼き肉店「金太郎」(赤坂2、TEL 03-5562-3727)の社長、チョン・チェウクさんを筆頭に、韓国の企画会社と合同で今月の開催を計画していたが、竹島の領有権をめぐる日韓両国のあつれきが高まっていることなどから、当面は開催を見合わせることに決めたという。
同協会代表のチェウクさんは「日時は未定だが、来年には開催するつもりで計画している」と話す。超新星、KARA、T-ARAなど日本でも人気の高いK-POPアーティストのライブをメーンに、チケットに同協会加盟店で使えるクーポンを付け、各店舗の集客につなげる狙いだ。
チェウクさんは「韓流といえば新大久保をイメージする人が多い。赤坂も韓国人が経営するお店がたくさんあると知ってほしい。このイベントがそのきっかけになれば」と話す。