オフィス北野(赤坂5)所属のマキタスポーツさんとプチ鹿島さんが、本や書店に関する各種サービスを提供するサイト「web本の雑誌」で有料メルマガの配信をスタートさせた。
マキタスポーツさんは、自ら命名した「作詞作曲ものまね」を得意とする芸人。従来の「声帯模写」「形態模写」とは一線を画す知的なパロディネタとして話題を呼んでいる。プチ鹿島さんは、ブログやツイッターで独自の時事評論を展開している芸人。東日本大震災の3日後につぶやいた「復旧作業には途方もない力がいると思うが、日本にはいま、『やたら力持ちで』『やたら時間があって』『名誉回復をしたい』大男の集団がいる。相撲協会よ、今こそ立ち上がれ」という八百長問題で揺れる相撲界に引っかけたツイートは大きな反響を呼んだ。
「以前から『メルマガ芸人ていないな。概念変えてやる』と、ひそかに思っていた」とプチ鹿島さん。「こんなメルマガをやっていたら10年持つメルマガが3カ月で終わってしまうと言われるほどの質とボリュームを目指す」と意気込み、「初回は2000字でよいというのを思わず7000字書いてしまった」とも。
マキタスポーツさんのメルマガ『マキタスポーツの週刊自分自身』、プチ鹿島さんのメルマガ『プチ鹿島の思わず書いてしまいました!!』はそれぞれ月額680円。週1回発行。