赤坂の和食店「赤坂うまや」(港区赤坂4、TEL 03-6229-1661)が2月2日、オープンから10周年を迎える。運営はJR九州フードサービス(福岡市博多区)。
スーパー歌舞伎などで知られる3代目市川猿之助さんが監修する同店は、1階・2階が店舗で、3階が市川猿之助丈一門と日本舞踊の紫派藤間流の稽古場になっている。
席数は1階70席、2階80席の150席。平日限定のランチでは、日頃から猿之助さんの楽屋に届けている弁当をアレンジし、季節の食材を盛り込んだ「市川猿之助の楽屋めし」(1,500円)などを用意。併せて、来店客には九州の内野宿養鶏場産から直送した鶏卵「うちのたまご」を提供する。
ディナーでは、佐賀県三瀬村で育成された「みつせ鶏」を使い、店で1本ずつ手作りした「みつせ鶏串つくね」(360円)や、九州産のブランド大豆「ふくゆたか」を使った「唐津・川島豆腐店のざる豆腐」(540円)など九州の名産品にちなんだメニューをそろえる。そのほか、先代紫派藤間流家元で女優の藤間紫さんのレシピから作った「山芋とろろの鉄板焼き」(850円)なども用意。
オープンからの10年を振り返り、支配人代理の吉澤秀さんは「お客さまに支えられてきた10年。これからもより一層満足していただけるよう精進していきたい」と話す。
営業時間は11時~14時30分(月曜~金曜)、17時~24時(月曜~木曜)、17時~翌1時(金曜)、17時~23時(土曜・祝日)。定休日は日曜・月曜の祝日と年末年始。