開館25周年を迎えるサントリーホール(港区赤坂1)で10月1日、「サントリーホールフェスティバル」が始まった。
1986(昭和61)年10月12日、森ビルが開発した複合施設「アークヒルズ」内に開館した同ホール。通常のコンサートホールと違い、客席が舞台を取り囲むように設置されている。その特徴を生かし、オーケストラと歌手が同じ舞台上で演奏する「ホール・オペラ」という独自の上演形態などでも知られる。
期間中、「ガラ・コンサート『響』」を皮切りに、世界を代表するクラシック音楽家が登場。約20公演を行う。
13日までは、アークヒルズ内の「アーク・カラヤン広場」で「アークヒルズ音楽週間」も同時開催。同フェスの出演者による演奏やパフォーマンスのほか、古代中国の楽器「編鐘(へんしょう)」の演奏が体験できるワークショップなどを無料で行う。
公演スケジュールはホームページで確認できる。11月20日まで。