北海道洞爺湖サミット(G8)を7月に控え、日本財団ビル(港区赤坂1)で6月9日、環境問題を考えるシンポジウム「知床・流氷が育む生態系~豊饒の海でいま何が…」が開催される。主催は、競艇の収益金を元に公益・福祉事業、国際協力事業を主に行なっている日本財団。
同シンポジウムは、北海道洞爺湖サミットに合わせ、地球温暖化の影響で流氷が減少し、環境や生態系が変わりつつある知床をテーマに据える。
1部(15時30分~17時)では、東京農業大学講師の小林万里さんが流氷の減少による野生動物の生態変化についての基調講演を行う。オホーツク海に生息するアザラシなどの事例から、流氷の減少により野生動物の暮らしがどのような変化を受けているかを紹介する。
2部(18時~20時40分)では、「世界自然遺産・北海道知床を取り巻く海の環境」をテーマにパネル・ディスカッションを開催。パネリストに、元環境大臣の小池百合子さん、清澄登山など環境保全活動を行うアルピニストの野口健さん、北海道大学の小城春雄さん、毎日新聞社記者として知床を取材してきた本間浩昭さんを迎える。
入場無料。定員は200人。事前にメールかハガキによる申し込みが必要。
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