赤坂に地鶏料理「赤坂うのあん」(赤坂2、TEL03-3585-7116)がオープンして3週間が過ぎた。
地鶏料理をメーンに提供する同店は、大阪に2店舗、奈良に1店舗をかまえるうのあんグループの4店舗目。「うのあん」誕生10年目にして、東京に初進出した。代表の永友康秀さんは、「流行り廃りで終わらないような地域性の高い赤坂という地でお店を出すことは、夢の一つだった」と話す。
店舗面積22坪、席数はカウンター8席、掘りごたつ式とテーブル式の個室を含む35席。同店の名物は「つみれ鍋」(2,800円)とフォアグラ入りの「特製親子丼」(1,300円)。つみれはイワシなど魚のすり身ではなく「大和肉鶏」という鶏肉を使用する。「非常に希少な品種なので、東京で食べられる場所はあまりないのではないか。ふわふわとした食感で、うま味が凝縮されている」と永友さん。「鶏自体がコラーゲン豊富な食べ物。ただ、コラーゲンを吸収しようと思ったら同時にビタミンを摂らなくてはいけないので、ゆずしょうがで召し上がっていただいている」とも。特製親子丼に関しては「見た目ではファグラはわかりづらいかもしれないが、だしの中に染み込ませておくことで、コクが格段に増す。普通の親子丼と食べ比べてもらえれば」と話した。ランチには、炊き上げつみれ鍋が付く「うのあん御膳」や「地鶏の親子丼」(すべて1,000円)などを用意する。
「30~40代のミドル層の女性の方から、管理職に就く40~50代の男性の方を中心に、常連を作っていきたい。息の長い商売をしていければ」(永友さん)。
営業時間は11時30~14時、17時30~23時。日曜・祝日定休。