日枝神社(千代田区永田町2)で8月25日、夏季のラジオ体操の表彰式「閉会奉告祭」が行われ、11人の参加者に皆勤賞が贈られた。
同神社では7月20日から神主によるおはらい・お参りとラジオ体操が一緒になった「緑蔭朝詣りとラジオ体操の集い」を実施してきた。通常のラジオ体操を行った後、修祓(しゅうばつ)と呼ばれる神主によるおはらい、玉串(たまぐし)拝礼、誓いの詞の斉唱、神主による日替わりの講話が一緒になったもので、途中「おお牧場はみどり」「とんぼのめがね」「上を向いて歩こう」などの童謡や歌謡曲を参加者全員で合唱する場合も。参加者は同神社オリジナルのスタンプ台紙にスタンプを押してもらい帰宅するというユニークなラジオ体操で、今年で53年目。
初日の7月20日には約50人が参加したほどの盛況ぶりで、「この『緑蔭朝詣りとラジオ体操の集い』は当社にとって夏の大事な行事の一つ。職員はこのラジオ体操のためにラジオ体操の研修を受けるほど真剣に取り組んでいる。地域交流の一つとして50年以上続いている伝統行事なので、来年もたくさんの方に参加してもらいたい」と広報担当者。
皆勤賞まであと一歩のところだった、精勤賞に選ばれた参加者も併せて表彰された。