ウェブ上での宿泊予約サービスを提供する一休(港区元赤坂1)は4月15日、「ワンランク上」のビジネスホテルの専門予約サイト「一休.com business」のサービスを始めた。
同社はこれまで20代男性と40代女性を主なターゲットに、ホテル・旅館に特化した宿泊予約サイト「一休.com」を運営してきた。現在、全国約1200件の宿泊施設の予約が可能。
新たに始めた「一休.com business」は、従来の「一休.com」のワンランク上の宿泊特化型ホテル専門の予約サイト。「宿泊特化型ホテルは、不動産会社などが中心となり開発し、2001年ごろより全国に登場した新しいジャンルのホテル。出張中のビジネスマンにはルームサービスを求める人もいれば、快眠だけを求める人もいるなど、そのニーズは千差万別。宴会場をカットし、出張経費の上限(1万円以内)で満足できるスタイルになっている」と担当の本吉裕之さん。
サイトオープン後は、ビジネス利用にとどまらず、2人以上のレジャー利用の予約も多いという。「ハイクラスな宿泊特化型ホテルが急増する中、心地よいホテルでの滞在を求めているお客のニーズに対応したい。今後も1泊にこだわる出張を提案し続けていく」。
オープンに先駆けてスタートした「出張学」について考えるサイト「一休.com business school」では、ツイッターで全国の利用者がホテルを利用した感想などを確認できる。