赤坂に漁師料理居酒屋-オーナーは元博報堂社員

海鮮がメーンであることを前面に押し出す店舗。

海鮮がメーンであることを前面に押し出す店舗。

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 飲食店を経営するヘンリーブロス(港区)は3月8日、赤坂見附駅近くの一ツ木通り沿いに漁師料理居酒屋「漁師×料理人 あぶらぼうず赤坂店」(港区赤坂3、TEL 03-5562-5667)をオープンした。

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 社長の江嶋力さんは、博報堂勤務後に独立。銀座にすし料亭「銀座・黒尊」を開業するなど海鮮に力を入れた事業を展開してきた。魚をメーン商材とした商社「江嶋屋」も経営しており、築地市場を通さずに新鮮な魚介類を低価格で仕入れるためのルートを構築している。

 店舗面積は40坪、席数は64席。赤坂への出店について、「近隣に勤めるサラリーマンが赤坂という土地ではなかなか食べられない新鮮な魚を気軽に食べられるようにしたかった。消費者のニーズは高級店よりリーズナブルな店にあると判断したため、あぶらぼうずを出店した」と江嶋さん。「『あぶらぼうず』が魚の名前と知らなかったお客も、実際の『あぶらぼうず』を食べると喜んでいる」とも。

 メニューは「漁港直送朝獲れ地魚刺身5点盛り合わせ」(1,280円)、「自家製!名物炙りサバ棒寿司」(980円)、「天然アナゴ一本丸ごと天ぷら」(980円)、「地魚すり身100% 自家製さつま揚げ」(580円)、「漁師船上めし」(=地魚なめろう茶漬け、580円)など。その日に入荷した魚介類に合わせて料理を決めるため、メニューは日替わりとなっている。金目鯛を一本姿造りにした「金目しゃぶしゃぶ」を提供する準備も進めている。

 「今後は店舗運営のみならず、ネットでの販売にも力を入れ、地方の生産者と都会の消費者のどちらも喜んでもらえる事業を展開していきたい」(江嶋さん)。

 営業時間は、11時30分~15時、18時~24時。日曜定休。

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