マーラータン専門店「赤坂麻辣湯（マーラータン）」（港区赤坂6、TEL 03-4288-8005）が赤坂にオープンして、7月26日で1カ月がたつ。

オーナーのパン・シャさん

　店舗面積は約31平方メートル。席数は、カウンター席7席を含む11席。四川風のスープのベースに、中国から仕入れた食材などを使ったマーラータンを提供する。

　店主は中国・青島市出身のパン・シャさん。日本の大学を卒業後、日本や中国で美容の仕事に15年以上携わる。赤坂に約15年間住み愛着を持ったことから、赤坂で飲食店を開きたいと考え、今回のオープンにこぎ着けた。

　オーダー方式は、「マーラータン」（750円）をベースに、スープの種類と辛さや具材を選ぶ。鶏や豚を煮込み、30種類以上のスパイスを配合したスープやトマトスープを用意。辛さは小辛、中辛、大辛、激辛（300円追加）の4段階から選べる。

　具材は、「白菜」「大豆モヤシ」「韓国トック」「シメジ」「エノキ」「マイタケ」「エリンギ」「スパム」「ソーセージ」「エビ団子」「さつま揚げ」「厚揚げ豆腐」「ジャガイモ」「うずらの卵」「アヒルの血」「白キクラゲ」「緑豆春雨」「トウモロコシ」「牛筋麺」などショーケースに並ぶ約30種類をセルフで選ぶ（各1グラム4円）。オーダー制の豚肉、牛肉、羊肉（以上250円）、豚肉（200円）、「お茶卵」（300円）、「上海角煮丼」（1,200円）もある。

　ドリンクは、ビールなどのアルコール（650円～）のほか、ラムネ、コーラ、ウーロン茶、ジンジャーエール（以上350円）、ココナツジュース（400円）などを提供する。

　パンさんは「30種類のスパイスを配合した味付け特製スープが一番の自慢。小辛でも辛く感じる人も多く、辛い物好きはぜひ一度味わってほしい。辛くないスープも用意している」と話す。「これまでたくさんおいしい料理を食べてきたという人や健康を意識している人も歓迎。昼から夜まで通し営業しているので、気になった人はどんな時間帯でも気軽に足を運んでほしい」とも。

　営業時間は11時～22時。