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ザ・キャピトルホテル東急が夏季限定かき氷5種 「西條柿」使うメニューも

中国料理「星ヶ岡」の新作「柿のかき氷」

中国料理「星ヶ岡」の新作「柿のかき氷」

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 ザ・キャピトルホテル東急(千代田区永田町2、TEL 03-3503-0109)が7月1日、夏季限定かき氷の提供を始めた。

ラウンジ「ORIGAMI」の「ザ・メロンフラッペ」

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 毎夏、趣向を凝らしたかき氷を提供する同ホテル。今年は2店で展開する。中国料理「星ヶ岡」の「柿のかき氷」(3,289円)は新作で、平日限定で提供。丸ごと凍らせた島根県産の「西条柿」をピューレ状にし、専用の機械で瞬間冷凍させ粉雪のような果実氷を作り、器に盛る。同柿の皮付きスライスやセミドライなどをトッピングして仕上げる。提供時、同柿のみで作った自家製の「完熟柿シロップ」を別添えで提供。「胡麻(ごま)団子」と中国茶が付いたセット(3,162円)も用意する。

 同店の山橋孝之シェフは「今回使った西條柿は、島根県での食材視察で出合った完熟して通常の市場では販売が難しくなったものを凍らせたサステナブルな食材。本来なら見過ごされがち柿のおいしさを生かせるメニューはないかと考案した。器は島根県の伝統工芸『石州瓦(せきしゅうがわら)』を用いた」と話す。

 山橋シェフは「かき氷は時間とともに食感や甘さの感じ方が変化するため、一口ごとに異なる魅力が楽しめるよう工夫している。まずはシロップをかけずに柿本来の優しい甘みとみずみずしさを味わってほしい。次に、シロップをかけて追い柿することで、とろみと濃厚な甘さが重なり合い、味わいに深みが増すので柿の魅力を余すことなく楽しめる」と話す。

 ラウンジ「ORIGAMI」では4種類のかき氷を用意。「ザ・メロンフラッペ」(5,692円)は、国産のアールスメロン2分の1個分を使ったかき氷。半分にカットしたメロンをくりぬいた器に、氷を盛り、丸くくりぬいたメロンの果肉やバニラアイスを添えて仕上げる。「マンゴーかき氷 2種のバニラ」(4,427円)は、アップルマンゴー2分の1個分を使う。削った氷の中にマンゴーとバニラアイスを入れ、バニラのエスプーマとマンゴーピューレ、ドライマンゴーを添えて提供する。定番の「宇治金時」「小倉白玉」(以上2,530円)もそろえる。

 「柿のかき氷」の提供時間は、11時30分~14時、17時30分~21時。「ザ・メロンフラッペ」「マンゴーかき氷 2種のバニラ」「宇治金時」「小倉白玉」の提供時間は11時30分~22時。8月31日まで(「柿のかき氷」は8月29日まで)。

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