国産うなぎ専門店「薪焼(まきやき)うなぎ 銀座おのでら本店」(港区赤坂4、TEL 03-6426-5122)が赤坂にオープンして、9月19日で2カ月がたつ。運営はONODERAフードサービス(千代田区)。
銀座のフランス料理店「薪焼 銀座おのでら」の寺田惠一料理長がプロデュースしたうなぎ店として一ツ木通りにオープンした同店。店舗面積は約17坪。席数は、カウンター8席、テーブル10席。店は奥行きのある造りで、内装は木目調に仕上げ、窓には障子を施す。焼き場は通りに面しており、店の外から見ることができる。
同店で使うウナギは全て国産のもので、同料理長が監修した赤ワインを使った特製のたれに浸しスギの木でいぶしながら焼き上げる。同店責任者の鬼久保好崇さんは「直火で焼くことでまきの薫香(くんこう)が付き香ばしく、炭火とはひと味違う味わいに仕上がる」と話す。
メニューは「国産うな丼」(1,500円)、「国産うな重」(並=2,200円、上=3,300円、特上=4,400円)、「蒲(かば)焼」(4,300円)、「白(しら)焼」(4,800円)、「うざく」(600円)、「肝串焼き」(1本=550円)、「薪香る枝豆」(350円)などをそろえる。このほか、ランチ限定の「国産うな玉丼」や、ディナー限定の「国産ミニうな丼」(以上980円)、「うなとろ焼き」(700円)、「鉄板う巻き」(900円)なども用意する。重物と丼物には吸い物と箸休めのガリが付く。追加料金200円で吸い物を「肝吸い」に変更できるほか、50円の追加料金で大盛りも可能。
ドリンクは「アサヒプレミアム生ビール熟撰」(700円)、「黒烏龍(ウーロン)茶ハイ」(500円)などのアルコールや、「キミノ柚子(ゆず)スパークリング」(1,000円)、「千葉八街(やちまた)ジンジャーエール」(900円)などのソフトドリンクも用意する。
鬼久保さんは「『国産うなぎをリーズナブルな価格で召し上がっていただきたい』が当店のコンセプト。吸い物やご飯をよそうなどの作業は機械が行う代わりに、仕入れにコストをかけるようにしている。テイクアウトも含め、気軽に普段使いしてほしい」と話す。
営業時間は、11時~15時、17時~22時。