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赤坂にそば店「美舟音」 「飲めるそば屋」をコンセプトに

その日の朝に手で打ったそば

その日の朝に手で打ったそば

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 手打ちそば店「美舟音(みふね)」(港区赤坂3、TEL 03-6230-8984)が5月9日、赤坂にオープンした。

店内の様子

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 店舗面積は約79平方メートル。席数は24席。「飲めるそば屋」をコンセプトに掲げる。店内は「和」を意識したデザインを施し、店内中央には中庭を設けた。その日の朝に手で打ったそばをメインに提供し、使うそば粉は季節によって産地を変える。全国各地から仕入れた日本酒もそろえる。

 店主の河合祐多さんは、墨田区向島出身の39歳。生まれ育った実家が「美舟音」の屋号でそば店を代々経営していたが、再開発により閉店を余儀なくされた。実家を継ごうと考えていた河合さんは、都内のそば店や和食店などで経験を積み、今回のオープンにこぎ着けた。ビジネス街で勝負したい思いから赤坂の地を選んだ。

 メニューは、アナゴ一本を使う「朝〆穴子天もり」や、「大海老(えび)と旬野菜天もり」(以上1,630円)、たぬきそば(1,100円)、山かけそば(1,430円)など。ランチタイムには「特上天丼と手打ちそば」(1,580円)や「ごま汁肉つけそば」(1,130円)などを提供する。アルコールは、山形の「十四代」(1,800円)や静岡の「磯自慢」(1,430円)、青森の「田酒」(1,180円)などの日本酒を用意する。

 河合さんは「飲めるそば屋として、その時期に一番おいしいそば粉を使った手打ちそばはもちろん、鮮魚を使った料理も提供する。入手困難な日本酒と共に食事と酒を楽しんでいただければ。プライベートでの利用はもちろん、接待での利用をお待ちしている。気になる人はランチタイムに、まずはお越しいただきたい」と話す。

 営業時間は、11時30分~14時30分、17時30分~22時(土曜は17時~21時30分)。日曜・祝日定休。

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