赤坂の飲食店や企業によるイベント「茜(あかね)まつり」が5月25日・26日、赤坂サカス(港区赤坂5)で開催され、2日間で約2500人が来場した。
「ホッピー・ミーナのHoppy Happy Bar」公開トークショーの様子
「赤坂の味、歴史、文化そして人を伝える」をコンセプトに、2020年に初開催された同イベント。1年目は「はじめの1歩目」、2年目は「燈火(とうか)の2歩目」、3年目は「結び直す3歩目」、4年目の昨年は「放たれる4歩目」をテーマに掲げて開かれた。
5回目の今回は、「上昇(あが)る5歩目」をテーマに開催。会場には、「赤坂 まるしげ」「ビストロQ」「焼売スタンドしじみ」「赤坂 さばの棒寿司(ずし)」「BAR 91’s」「銀座ふくよし赤坂店」「鉄鍋ビストロ&ワイン デリカージュ赤坂」などの飲食ブースが出店し、客がフードとドリンクを楽しめるようフードコートを設けた。
ステージも設置し、1日目は落語家の立川志ららさんによる落語や、茜まつり実行委員長とホッピービバレッジの石渡美奈社長がパーソナリティーを務めるラジオ番組「ホッピー・ミーナのHoppy Happy Bar」(ニッポン放送)の公開トークショー、赤坂芸者による踊りなどが披露された。2日目は、ピアニストのまなまるさんによるピアノ弾き語りしゃべりや、「陶香堂(とうこうどう)」の吉岡聰一郎社長によるトークショー「主人が語る茜酒場 酒(シュ)ストーリー」などが行われた。
参加した、赤坂出身の20代女性は「地元の名店が提供する料理を一度にたくさん味わえると同時に、赤坂にちなんだパフォーマンスやトークに触れられ、ぜいたくなイベントだと感じた。赤坂を盛り上げるための活動をしている人とも出会えて、すてきな一日になり、赤坂をより好きになった」と話していた。