東京ガーデンテラス紀尾井町(千代田区紀尾井町1)で4月10日、「KIOI名産品展」が始まった。
紀尾井町にゆかりのある県の名産品を販売する同イベント。会場となる2階「紀尾井プラザ」では和歌山県東京事務所と滋賀県東京本部の協力の下、5店が出店している。
和歌山県は4店が出店。和歌山市観光協会は、地元で有名だという和歌山中華そば「井出商店」(1,190円)、世界一統の「南方 純米吟醸」(1,600円)などを販売する。由良町は紀州日高漁港の「紀州あかもく」(324円)や「干物(サバ)」(540円)などの海の幸や、特産品であるハッサクの加工品も並べる。
このほか、梅酒堂はシリアルナンバー入りで今年540本だけ造ったという梅酒「Plumity Pink」(5,500円)や「雑賀 純米大吟醸 山田錦」(2,370円)などの日本酒もそろえる。麻布縁梅は、つぶれ梅の「わたしの家は梅農家『よろこんぶ』」(1,400円)や、うす塩味、しそ漬梅、白干梅の3種類をそろえる「小梅」(850円)などを販売する。
滋賀県は11日から、「ここ滋賀」が出店。「焼き鯖(さば)寿(す)し」「近江牛カレーパン」などを販売する。
和歌山県東京事務所課長代理の萩さおりさんは「会場にはえりすぐりのご当地商品を用意した。地元からも職員が来ており、観光情報も案内している。このイベントを通して当県に興味を持った方やお気に入りの商品が見つかった方はぜひ、和歌山県に足を運んでほしい」と話す。
開催時間は11時~19時(各店により出店時間が異なる)。今月12日まで。