西京もつ鍋の専門店「せかいち」(港区赤坂5、TEL 03-6229-2903)が10月26日、赤坂通り沿いにオープンした。
店舗面積18坪、席数33席の同店は、もつ鍋を売りにしたもつ鍋居酒屋。ホルモンにこだわり、食肉用の家畜を絞めて処理する群馬県・高崎の屠所内の加工所から直接仕入れ、新鮮なホルモンを提供する。
一般的にしょうゆ味ベースの博多もつ鍋店が多いなか、同店では西京みそをベースにした「西京もつ鍋」がメーン。「通常のみその塩分は12%だが、西京みそは5%ほどで塩分も少なく健康にも良い」と岩田店長。「もつは仮ゆでしてあるので、煮込んだ後スープに脂が浮かない。他のもつ鍋屋に比べてもつが小さくなってしまうが、その分脂を落としてさっぱり食べるので、女性や年配の方からも好評」とも。1人前1,669円で2人前から注文を受ける。
そのほか、鮮度を保つため、オーダーが入ってから切り分け、表面を軽く炙った「レバ刺し」(829円)や牛すじを巻き込んで焼いた「牛すじたまご焼」(619円)、串物では豚の前スネの部位で1頭から300グラムほどしか取れない「弁慶」(1本=168円)などのメニューをそろえる。鍋の締めの「〆のごちゃ麺」(441円)はラーメンの麺を少し煮詰め、取り分けた後にゴマ油、ラー油、酢を入れて油そば風に食べるスタイルで、こちらも人気だという。
「今後はチェーンとしても増やしていきたい。店名は元々『世界一』からきているので、3年で世界一を取ると言うのが本音」と岩田店長。
営業時間は11時30分~14時、16時~翌5時。