赤坂のサバ棒ずし専門店「さばの棒寿司(すし) 赤坂一颯(いぶき)」(港区赤坂4、TEL 03-5544-9638)が12月13日、移転リニューアルオープンした。
2022年7月25日にサバ棒ずしのテイクアウト専門店としてオープンした同店。「海から山から心から」をテーマに、国産の魚にこだわった棒ずし店として営業してきた。移転を機に、テイクアウトだけでなく、店主の高橋弘祥さんがすし店で修業した経験と、金沢文庫で20年間日本料理店を営んできた経験をさらに生かし店内メニューの提供や、店内でも食べられるようにしたいとイートインスペースとして席を設けるスタイルに変更。赤坂通りから一ツ木通りに面した場所に移転し、リニューアルオープンした。
移転後の店舗面積は11坪。調理場と物販スペース、客席6席を設ける。内装は海をテーマに、水色と白を基調とした華やかな色合いのデザインにしたという。
テイクアウト向け商品のラインアップは、神奈川県佐島産のサバを使った「佐島産ごま鯖(サバ)の棒寿司」(2,800円~)、「ブランド鯖の棒寿司」(7,800円)、「金粉入りブランド鯖の棒寿司」(1万2,000円)、北海道産のトキシラズを使った「国産時鮭(シャケ)の棒寿司」(3,500円)、近海地物の天然物を使った「天然真鯛(タイ)の棒寿司」(1万円)などを用意する。
このほか、締めた魚やシイタケの甘露煮、タケノコの含め煮などをのせた「まきちらし寿司」(1,800円)、同まきちらしにカニやイクラをのせた「北海ちらし寿司」(3,500円)、「鰻(ウナギ)のちらし寿司」、「鯖ちらし寿司」(以上1,500円)、漬物すしの「なごみ」(2,000円)などもそろえる。
店内メニューは、来年1月中旬から下旬をめどに提供を始める予定で、棒ずしを中心に煮物やおつまみなどを用意するという。
高橋さんは「今後は棒ずしだけでなく、『サバサンド』やサバを使った総菜、佐島産の魚なども売っていきたい。お客さまに気軽に立ち寄ってもらえる町の魚屋さんのような存在の店でありたい」と話す。
営業時間は11時~20時。日曜・祝日定休(年末は12月30日まで、年始は1月5日から)。