国会議事堂で7月7日の「クール・アース・デー」に、夜間の照明を落とす「七夕ライトダウン」が実施された。
七夕ライトダウンは環境問題をテーマにした洞爺湖サミットの開幕に合わせた、明かりを消す取り組み。
6月26日、国会議事堂の運営などに関する協議を行う議員運営委員会で、衆院の笹川堯氏と参院の西岡武夫氏の両議員運営委員長の合意の下、国会議事堂でも7月7日~7月9日の3日間にわたってライトダウンを行うことが決定された。
国会議事堂のライトアップは議会開設100周年を記念して1990年11月28日から始められたもの。敷地内には、照明が30基設置され原則として毎日、日没から20時までの時間帯にライトアップを行っていた。これまでも湾岸戦争時や、しし座流星群が接近した時など、その時々の状況に配慮し、ライトダウンが行われてきた。
今回の国会議事堂のライトダウンで1日に節約される消費電力は33キロワット。3日間で合計約99キロワットの電力の消費が抑えられる。二酸化炭素排出量に換算すると約34キログラムが削減される。
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