日枝神社(千代田区永田町2、TEL 03-3581-2471)で9月29日、「中秋管弦祭」が行われる。
旧暦の8月15日に当たる「中秋の名月」(十五夜)に開かれる同祭。1887(明治20)年創設の民間で最古の歴史を持つ雅楽演奏団体「小野雅楽会」協力の下、「平和と安泰を願う万民の和楽を祈りつつ、神慮(しんりょ)を和める祭典」として開催する。
当日は山王祭奉祝のために作曲された「山王太鼓」、笙(しょう)や篳篥(ひちりき)などの雅楽器で奏でる「管絃」、頭に天冠(てんかん)を付け華やかな衣装を身にまとった巫女(みこ)が舞う「神楽舞」、左方が赤色系統、右方が緑色系統の装束を身に着け舞を披露する「舞楽」など9演目を予定する。
同神社広報担当の内田博之さんは「中秋管弦祭を開催するのは4年ぶり。中秋の名月を愛(め)でながら、雅やかなひとときをお楽しみいただきたい」と話す。
18時開演。雨天決行、荒天中止。チケットは3,000円。