「TKP赤坂カンファレンスセンター」(港区赤坂5)が4月28日、赤坂パークビル13階にオープンした。
面積は2051平方メートルで、1フロア1000人以上のキャパシティーを持つ同施設。社内会議、説明会、セミナー、懇親会、パーティーなどに対応する。施設からは東京の景色を一望できる。
パーティーは、利用シーン・予算に合わせてさまざまなプランで対応する。料理はTKP専属のシェフが作り、弁当、ドリンク、菓子のメニューも用意する。
同社は過去に国際新赤坂ビルに「TKP赤坂駅カンファレンスセンター」を出店していたが、同ビルが2022年に解体されたことから、赤坂での出店場所を探していたという、
同社によると、コロナ禍の影響で大規模な宴会場・会議室が減少していたが、5類感染症への移行を受けて需要は回復基調にあり、今後の本格的なリアルスペースの需要回復を見据え、積極出店の一環として今回、同施設の出店を決めたという。
記者発表会に登場したティーケーピー(新宿区)の河野貴輝社長は「赤坂Bizタワー、赤坂パークビルの客は大きなターゲット。東京駅や品川駅の拠点は地方から来る人が使いやすいと思うが、こちらは東京に会社があって支店の社員が集まるような、そうした会議に向いている」と話す。
河野社長は「人が集まることに意味があり、そこに文化ができ、付加価値のあるものが作っていける。そうした手伝いをしていければ」とアピールする。
利用可能時間は8時~22時。2月の第2日曜は定休。