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国立劇場で4年ぶり最後の「さくらまつり」 ビール販売やステージツアーも

「国立劇場さくらまつり」(過去開催の様子)

「国立劇場さくらまつり」(過去開催の様子)

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 イベント「国立劇場さくらまつり」が3月18日、三宅坂の国立劇場(千代田区隼町、TEL 03-3265-7411)で始まる。

「国立劇場」前庭の満開の桜(過去の様子)

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 4年ぶりの開催となる同イベント。同劇場の建て替えに伴い2023年10月末に閉場するため、今回は「初代国立劇場さよなら記念」企画の一環として開催する。

 同劇場の前庭では、すでに咲き始めた小ぶりな八重の花をつけるクマガイサクラ、白い大輪の花をつけるスルガザクラ、江戸彼岸系のコマツオトメ、淡い紅紫色の花をつけるヤエベニシダレなど、10種20本の珍しいサクラが鑑賞できる。

 同劇場のホームページでは現在、「花の咲き始め」から「葉桜」まで7段階に分けて知らせるページを設けている。同さくらまつりではサクラの満開の時期に合わせて同劇場公式キャラクターの「くろごちゃん」が不定期に登場する。

 3月25日は、前庭に売店を出店する。弁当やクラフトビールの「ヘイジーIPA」(850円)、「ゴールデンエール」(800円)のほか、「初代国立劇場さよなら記念グッズ」の「ポストカード」(1枚=250円、5枚セット=1,000円)、「緞帳(どんちょう)一筆箋」(600円)などを販売する。出店期間中はベンチの設置を予定する。

 3月28日・31日、4月3日は、同劇場の大劇場で「ロビー見学」(500円)を開催する。同4月3日は所要時間約45分の「ステージツアー」(1,000円)を行う。イベント担当者は「『初代国立劇場』の劇場施設としての魅力を皆さまの記憶にとどめてほしい。桜の季節限定開催なので、この貴重な機会を逃さず多くのお客さまに参加してほしい」と話す。

 「初代国立劇場最後の春を迎える当劇場の前庭には、スルガコマチ、ジンダイアケボノ、センダイヤなどの桜が植えられており、隠れた桜の名所として知られている。開花時期が異なる桜が植えられているので長い期間楽しめるのも特徴の一つ。華やかな桜に包まれる国立劇場で、春のひとときを過ごしてほしい」とも。

 入場無料。売店は雨天中止。4月3日まで。

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