イベント「しが体感フェスタin紀尾井」が11月17日、東京ガーデンテラス紀尾井町(千代田区紀尾井町1)で始まる。
同イベントは、紀尾井町の地名の由来となった、紀州徳川家、尾張徳川家、彦根井伊家から彦根井伊家があった現在の滋賀県に焦点を当てる。期間中、「滋賀県文化の発信」をメインテーマに、歴史に触れるセミナーや文化を体感するプログラムを展開する。
会場となる紀尾井テラス2階の紀尾井プラザでは「滋賀県名産品展」を開く。「でっちようかん」(370円)、「赤こんにゃく」(330円)、「ひこにゃんティーバック」(5個入り=580円)、「近江牛焼カレーパン」などを販売する。琵琶(びわ)湖を反時計回りに一周する約200キロのサイクリングルート「ビワイチ」の紹介や、彦根城や安土城の歴史などの観光を紹介するブースも設置する。20日は会場を4階「紀尾井カンファレンス」に移して開催する。
11月20日は、「国宝・彦根城築城400年祭」のイメージキャラクター「ひこにゃん」が登場し、ツーショット撮影会などを行う予定。紀尾井カンファレンスでは、親子向けの「近江の茶マイボトル作り」「信楽焼制作体験」、彦根城歴史セミナー「彦根井伊家の歴史とその謎に迫る」「びわ湖声楽アンサンブルコンサート」を行う。
滋賀県東京本部の地家康司さんは「滋賀・近江で培われてきた歴史や文化、現在当県が進めている彦根城世界遺産登録に向けた取組などについて知ってもらい、少しでも興味を持っていただけたら」と来場を呼びかける。
開催時間は11時~18時(20日は10時~16時30分まで)。入場無料。「近江の茶マイボトル作り」「信楽焼制作体験」「彦根井伊家の歴史とその謎に迫る」は要予約(定員達し次第終了)。問い合わせは「滋賀県東京本部・地家」(TEL 03-5212-9107)まで。