サントリーホール(港区赤坂1、TEL 0570‐55-0017)で8月31日、「堤剛80歳記念コンサート」が開催される。
6月に開催した「チェンバーミュージック・ガーデン2022」のフィナーレで80歳のお祝いの花束を受け取った堤剛さん(提供=サントリーホール)
同コンサートは、同館館長でチェリストの堤剛さんの傘寿(さんじゅ)を祝うことを記念して行う。堤さんの声かけにより多くの出演者が参加。ベテランから若手のチェリストたちが演奏する。公演前半の選曲は堤さんが「次代を担う若いチェリストに演奏してもらいたい」と、これまで大事にしてきた日本の名作曲家たちの作品を選んだという。
曲目は、ダヴィドフの「賛歌」、武満徹さんの「オリオン」、細川俊夫さんの「線Ⅱ」、三善晃さんの「母と子のための音楽」、間宮芳生さんの「チェロと尺八のための『KIO』」、ハイドンの「チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob. VIIb:1より第1楽章」などを約2時間半に渡り披露する。
同コンサート事務局である「KAJIMOTO」社長の梶本眞秀さんは「名実共に日本を代表する名チェリストである堤さんの80歳を祝うために日本中のチェリストが一堂に会するスペシャルなコンサート」と話す。
18時45分開演。全席指定。料金は、一般=1万円、学生=3,000円。販売は8月30日まで。チケットの問い合わせは「カジモト・イープラス」(TEL 050-3185-6728)まで。