赤坂に全室キッチン付きのホテル「COCOSHUKU赤坂Premium」(港区赤坂3、TEL 03-5843-0356-)がオープンして2カ月がたった。運営はアドバンス・シティ・プランニング(同区)。
4月28日にオープンした同ホテル。「つどう・こもる・くらす 自由で気ままなプライベートホテル」をコンセプトに、全室にキッチン、レンジ、調理器具、食器などを完備し、共有部にランドリーを備える「COCOSHUKU」ブランドとして都内に展開する4店舗目としてオープンした。
建物は地上6階・地下1階建てで、2階~6階がホテルとなる。客室数は12室。全室バス、トイレが別のエキストラツインがベースとなる。部屋のタイプは3種類。楕円(だえん)型のダイニングテーブルとソファを置いた定員3人の「Lyrical Living」、ペニンシュラキッチンが特徴の「Peninsula Dining」と、畳敷きの座卓と洋風ダイニングがある「TATAMI & Dining」は定員4人で、共に敷布団を2組敷くことができる。料金は3タイプとも1室2万2,000円~で、時期などにより変動することがあるという。
客室の内装は和モダンを基調に部屋ごとに「こだわりの」照明を設置し、「柔らかな明かりが楽しめる空間」に仕上げたという。「BALMUDA(バルミューダ)」のオーブンレンジや電気ケトルのほか、食器、カトラリーなどは既存の他のホテルよりも「ワンランク上」の備品をそろえる。客は予約時にカード決済を行いチェックイン時に必要な情報を事前に入力するため、現地でのチェックイン、チェックアウトは無人で対応する。
朝食はプランにより「選べる」朝食が付く。朝食が付かないプランは、客の希望により有料で付けるができる。洋食は1階の地中海料理のバル「THE BARRAGAN」で「オープンサンドプレート」(1,200円)を提供。和食は地下1階の和食店「SHARI赤坂」の「10種類の小鉢膳」(2,750円)を客室で提供する。バルでは、規定時間内であればルームサービスにも対応する。
同ホテルを運営する北辰不動産(西麻布3)広告宣伝部の小野田沙奈さんは「当ホテルでは、チェックインに時間制限がないことや、カードキーの管理、チェックイン後の入退館に制限がないのがポイント。家族、友達、恋人、大切な人との時間に、キッチンのある風景で思い思いの滞在スタイルをかなえてほしい」と話す。
15時チェックイン、11時チェックアウト。予約はネットのみで受け付ける。