日枝神社(千代田区永田町2)で現在、見頃を迎えた藤棚が参拝者の目を楽しませている。
つぼみも確認できる日枝神社の藤棚のフジ(2022年4月24日撮影)
同神社のフジは「ノダフジ」という種類で、紫色の小花を房状にぶら下げ、長いものは25センチにもなる。最初の花が全て散った後、時期をずらしてもう一度花を咲かせることがあるという。
同神社広報担当者の内田博之さんは「今年は寒い日が多かったのでフジの開花は遅くなると思っていたが、4月に入り暖かい日が続いたことで一気に開花が進んだ。今現在、すばらしい香りと共に満開のフジをめでることができる。当社のフジの木は3本あり、真ん中のものは他の2本と比べると開花の進みがゆっくりでゴールデンウイーク中も楽しめるのではないかと思う。境内の竹林からはタケノコが顔を出しているので、お参りの際には当社自慢の藤棚とタケノコにも目を向けていたただき、春の一時を楽しんでほしい」と話す。
現在の開門時間は6時~17時。