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紀尾井町にイタリア料理店「アンティキ・サポーリ」 広尾から移転リニューアル

「自家製オレッキエッテ 菜の花とカラスミのプーリア州郷土料理」

「自家製オレッキエッテ 菜の花とカラスミのプーリア州郷土料理」

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 イタリア料理店「アンティキ・サポーリ」(千代田区紀尾井町1、TEL 03-6265-6862)が3月26日、東京ガーデンテラス紀尾井町3階の達磨(だるま)坂テラスに移転リニューアルオープンした。経営はミキインターナショナル(豊島区)。

「プーリア風前菜セット」

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 南イタリアのプーリア料理を提供する店として2013(平成25)年8月に広尾にオープンした同店。同社の三木智映子さんは「コロナ禍を機に移転を検討し、広尾店を閉店した。当店は、日本全国に2~3万軒あるイタリア料理店の中でもイタリア政府が本場と同等であると認めた数少ない50軒のうちの一つ。再開を待っていたお客さまの期待に応えたいと思ったことや、稀少なプーリア料理の郷土料理を日本の皆さんに紹介したいと思い、リニューアルオープンした」と話す。

 店舗面積は214平方メートル。席数は54席。個室は4室。南イタリア・プーリア州にある本店で修業を積んだ料理人たちが現地のレシピ通りに本場の味を提供する。内装は本店の開放的なイメージにこだわりテーブルや椅子、食器などの調度品などは全てプーリア現地から輸入したものを使い、本場さながらの雰囲気を演出したという。プロジェクター、スクリーン、マイクを完備し会食やパーティーにも対応する。

 ランチコースは3種類。「『サポリート』ランチ」(2,800円)は、「サラダ付前菜盛合せ」とパスタを提供する。「『プーリア』ランチ」(3,800円)は、「プーリア風前菜」が5品とパスタを提供。「『アンティキ』ランチ」(5,500円)は、「『プーリア』ランチ」にメイン料理が付く。3コース共、ドルチェと食後酒かコーヒーが付く。アラカルトメニューも用意する。

 ディナーは、少し軽めのプーリアスタイルの「『プーリア』コース」(6,800円)と、真のプーリアスタイルだという「『アンティキ』コース」(8,600円)を用意。ほかにも、プーリア料理の特徴である「プーリア風前菜」から成る「約8品つづくプーリア風前菜セット」(1人前=3,800円)や、とろける巾着型のチーズをのせた「プーリア産ブッラータ+高糖度ミニトマト」(2,400円)、「プーリア産ブッラータ+プロシュット」(2,800円)、季節の野菜を使った「自家製オレッキエッテ 菜の花とカラスミのプーリア州郷土料理」(1,800円)などを提供する。

 デザートは、プーリア州で有名なアントニオシェフ直伝のプーリア風の冷たいケーキ「プーリア産アーモンドのセミフレッド“ロカンダ・ディ・ヌンノ風”クロッカンティーニ」(800円)や、イチジクのムースデザート「パルマ産ホワイトチョコレートとイチジクのムース レモン、オレンジカラメリゼソースとヴィンコット」(900円)などをそろえる。ランチでも注文できる。

 三木さんは「プーリア州現地の『アンティキ・サポーリ』本店のオーナーシェフは世界のイタリア料理人でトップ14に輝いた料理人。プーリア料理というと聞き慣れないという人が多いと思うが、野菜や豆を中心とした料理でヘルシーで、一度食べると気に入ってもらえる味だと思う」と話す。「店の大きな個室は3面がガラスで、春には桜が一面に望める。昼はサンテラスのように、とても気持ちの良い空間になる」とも。

 営業時間は11時30分~15時30分、17時30分~23時。

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