花見の時期に合わせたランチメニューを現在、ANAインターコンチネンタルホテル東京(港区赤坂1、TEL 03-3505-1111)内の日本料理「雲海」が提供している。
3月10日から提供を始めた「彩り膳&和スイーツブッフェ~桜~」は新作で、サクラダイ、サクラマス、ホタルイカなどの旬の魚介類や、タケノコ、フキノトウ、タラの芽といった春の素材を生かした料理を、笠間焼を中心に同店の料理長が窯元に依頼して選定した個々の器に盛りつけたお膳形式で提供する。デザートは「苺(いちご)と粒あんのタルト」「桜と豆乳のレアチーズケーキ」、「酒粕(かす)のパンナコッタ」など和テイストのスイーツをビュッフェ形式で提供し、好きなだけ食べることができるという。ドリンクはコーヒーか紅茶から1品選べるほか、日本茶も付く。
テイクアウト向けの「春味爛漫(らんまん) 花見弁当」(以上5,000円)も用意する。大きさは、縦11センチ×横11センチ×高さ5センチの白木の箱に詰めた三段重で1人向けの商品。料理のラインアップは23種類で、一の段には「早堀り竹の子と穴子の白扇揚げ」など15種類の料理を、二の段にはサクラの花を添えた「桜鯛(たい)飯」と木の芽を添えた「早掘り筍(たけのこ)飯」、三の段には4種類の菓子を盛り込んだ「ホテルパティシエ日吉の桜のスイーツいろいろ」を収める。碓井(うすい)豆のスープ「新緑の摺(す)り流し」にごま豆腐を合わせたおわんと水菓子も付く。
同ホテル広報担当の森直美さんは「新ランチメニューの『彩り膳&和スイーツブッフェ~桜~』では、彩り豊かで種類豊富な季節料理を少量ずつ、個性的な器に盛り付けて提供するお膳と、同店での初の試みとして、和と洋を織り交ぜた14種類の新作デザートをビュッフェ形式で用意する。ガラス張りの店内では、滝が流れる日本庭園に向けて横並び座れる席も設けるなど、テーブル配置も工夫している。当初より期間を延長したが、1日20食限定メニューなので予約がお勧め」と話す。「テイクアウトの『春味爛漫 花見弁当」』は、昨年好評だったので、今年も内容をほぼ準じた形で提供する。うららかな春の訪れとともに、和食ならでは季節の味わいをお楽しみいただきたい」とも。
「春味爛漫 花見弁当」の受け渡し時間は11時30分~13時30分。4月10日まで。「彩り膳&和スイーツブッフェ~桜~」の提供時間は11時30分~13時30分。4月24日まで。両商品とも1日20食限定販売。月・火・水曜定休。