ANAインターコンチネンタルホテル東京（港区赤坂1、TEL 03-3505-1111）内にある中国料理店「花梨」が現在、アフタヌーンティーを曜日限定で提供している。

点心を製作する様子

　新メニューの「チャイニーズ・アフタヌーンティー」（8,701円）は、ヤムチャとスイーツメニューを大きな蒸籠（せいろ）に入れて提供する。木曜・金曜・土曜・日曜、祝日限定で提供する。

　同ホテル広報担当者の森直美さんは「近年、アフタヌーンティー人気の高まりと共に、スイーツの種類や演出も多様化している背景があるなかで、何か新機軸の提案ができないかと考えた。当ホテルには中国料理店の『花梨』があり、以前から本格的なヤムチャを提供しているので、点心メニューに加えて一口サイズのスイーツメニューを充実させた形で、見た目も楽しめる『チャイニーズ・アフタヌーンティー』を考案した。新たなお客さまにご来店いただきたいとの期待も込めた」と話す。

　メニューのラインアップは17種類。ヤムチャは「海鮮入り蒸し餃子（ぎょうざ）」や「小籠包（しょうろんぽう）」「ニラと海老（エビ）入り蒸し餃子」「カレー豚まん」など8種類を提供。スイーツは「ひよこをかたどったカスタード饅頭（まんじゅう）」「エッグタルト」「いちご入りココナッツ団子」「竜のたまご」「翡翠（ひすい）ごま団子」など9種類を提供する。ドリンクは「花茶」や「桂花茶」「茉莉花（ジャスミン）茶」などの中国茶やコーヒー、紅茶がフリードリンクとなる。

　森さんは「当店のヤムチャメニューは、ヤムチャの本場である香港の『点心専門の料理人＝点心師』より伝授された自家製点心で、エビやカニ、豚肉などの食材を使った蒸し物を提供する。大きなせいろにセットして一度に提供するので、蒸し立ての温かい点心は早めに食べていただくのがお勧め。香り豊かな温かい各種中国茶がより一層食事の味わいを引き立て、リラックスできると思う。この機会に、それぞれの中国茶の奥深い味わいを楽しんでほしい」と話す。

　提供時間は、11時30分～、14時～。2時間制。定員は各回10組。要予約。予約は3日前の16時まで。5月29日まで。