デリバリーとテークアウト専門の「赤坂のり弁専門店」(港区赤坂3、TEL03-6886-8168)が赤坂にオープンして半年がたった。運営は「宮崎倶楽部」(同区)。
昨年7月19日にオープンした同店。デリバリーは、スマホアプリやウェブ上から注文を受け付ける「Uber Eats(ウーバーイーツ)」「Wolt(ウォルト)」での配達サービスを行うほか、店頭でのテークアウトも受け付ける。
同店広報担当者の笛木さんは「コロナ禍で居酒屋事業のイートイン顧客が減る中、テークアウト事業に参入することにしたが、その際に家庭だけでなく会社内で手軽に食べられる『のり弁』に着目し新ブランドとしてスタートした。注文を受けてから調理をする手作りの利点を生かし各種トッピングが可能なメニューにした。他店ののり弁は、半身のちくわが多く利用されているが、当店では丸ごと一本のちくわを使うことで、お客さまにインパクトを与えるなどの差別化も図った」と話す。
同店では全ての弁当に、香ばしく口どけがよいのが特長という有明海産海苔(のり)と、長さ16センチの「ジャンボちくわ磯部揚げ」、厚焼き卵、ニンジンとゴボウのきんぴらをのせた物をベースに、さまざまな弁当を展開する。米は千葉県産のコシヒカリを使い、タルタルソースは少し甘みのある自家製の物をかけているという。
ラインアップは9種類。「赤坂スペシャルのり弁当」(1,000円)は、白身魚フライ、焼きジャケ、唐揚げが載る。「明太子(めんたいこ)のり弁当」は、福岡県産の辛さがマイルドなめんたいこと白身魚フライを載せて仕上げる。青森県・八戸の脂がのったサバを半身入れた「焼き鯖(サバ)のり弁当」や、「焼鮭のり弁当」(以上900円)、厚切りのハムを使った「厚切りハムカツのり弁当」「鶏の唐揚げのり弁当」「アジフライタルタルのり弁当」「コロッケのり弁当」「白身魚フライタルタルのり弁当」(以上800円)を用意する。
このほか、「具沢山みそ汁」(100円)、「ご飯大盛」「明太子トッピング」(以上150円)「唐揚げ」(1個=80円)、「ジャンボちくわ磯部揚げ」(1本=100円)の追加メニューも用意する。
笛木さんは「当店の弁当はかなりボリュームがあるので満腹感が得られると自信を持っている。トッピングが自由にできるので、いろいろな具材の組み合わせを楽しんでほしい。おかずを多数トッピングして、家飲みのつまみにして楽しむこともできる。会社の会議用弁当やロケ弁などにも便利に使ってほしい。まとまった注文は事前に電話予約をしてもらえたら」と話す。
営業時間は、11時30分~15時。17時~19時30分。土曜・日曜・祝日定休。表示料金はテークアウト時の料金。