赤坂の和食店「赤坂うまや」（港区赤坂4、TEL 03-6229-1661）が2月2日、オープンから20周年を迎える。運営はJR九州フードサービス（福岡市博多区）。

ランチで提供する「三代目 市川猿之助の楽屋めし」

　歌舞伎役者の三代目市川猿之助さんが監修する同店は、1階・2階が店舗で、3階が市川猿之助丈一門澤瀉屋（おもだかや）と日本舞踊の紫派藤間流の稽古場になっている。

　席数は1階70席、2階80席の150席で、個室2室に半個室6室とテラス席を設ける。ランチで提供する「三代目 市川猿之助の楽屋めし」(1,750円)は、猿之助さんのために楽屋に届ける弁当をアレンジしたメニュー。「もち豚炭火焼きとろろ定食」（1,350円）や「桜島どりのチキンカツ定食」（1,300円）、「週替りのおかずと豚汁定食」（1,250円）なども用意する。九州の内野宿養鶏場産から直送した鶏卵｢うちのたまご｣を無料で提供するサービスも行う。

　ディナーでは、九州北部で飼養された｢みつせ鶏｣を使った「みつせ鶏炭火焼き」（290円～）や「みつせ鶏そぼろ丼」（700円）のほか、「唐津川島豆腐店のざる豆腐」（580円）、「雲仙ハムのシーザーサラダ」（850円）、「熊本名物サラダちくわ天」（680円）といった九州の名産品にちなんだメニューも提供する。コースは、同店の定番料理と旬の素材を提供する「舞」（6,800円）や、野菜を中心とした「菜」（5,500円）など7種類のコースを用意する。アルコールは「生ビール」（860円～）、「焼酎」（630円～）、日本酒の「田中六五」「七田」（以上640円～）などを提供する。

　ほかにも、「楽屋弁当」（1,400円）、「銀鱈（ぎんだら）西京味噌（みそ）漬け焼き弁当」（1,200円）、「もち豚炭火焼弁当」（800円）といったテークアウトメニューも4種類用意する。

　店長の高田雅之さんは「新型コロナウイルスの広がりにより、今までとは異なる価値観を求められているが、これからもお越しくださるお客さまにゆっくりとくつろいでいただける空間と安心・安全な店づくりをしていきたい」と話す。

　現在の営業時間は11時30分～14時30分（ランチ）、17時～21時（ディナー）。テークアウトの受付時間は11時30～14時、16時30分～19時。土曜・日曜・祝日定休。