溜池山王の「Lamb zo(ラムゾー)」(港区赤坂1、TEL 03-3588-8850)がオープンして2カ月がたった。
赤ワインとマスタードのソースで仕上げた「特撰和牛シャトーブリアンのカツサンド」
2021年11月11日に「ラム肉を中心とした肉料理を気軽に楽しんでいただける肉バル」をテーマにオープンした同店。店舗面積は15坪で席数は20席。店長の高田依里子(「高」ははしごだか)さんは「昨年の10月下旬まで『赤坂酒場花』というカジュアルバーを10年間営業していたが、ウィズコロナ、アフターコロナを考え、食事をメインにした業態へリニューアルオープンした」と話す。
ランチメニューは6種類。「ラムたま丼」(900円)や「曜日替りのラム肉ローストランチ」「牛ハラミステーキ 赤ワインソース」(以上1,250円)などを提供。ディナーメニューの「ラムゾーの肉盛り」(2,200円)は、低温でローストしたラム肩ロース肉、カモ肉、鶏モモ肉の3種類の盛り合わせ。「よだれラム」(990円)は、低温で2時間蒸した柔らかいラム肉にサンショウの利いたソースをかけて提供する。「パクチーとラム肉ソテーのサラダ」(930円)や、「ラム肉のせガーリックライス」(1,100円)、「ラム肉ローストの盛り合わせ」(5,000)円なども用意する。
高田さんは「当店は土地柄、仕事帰りに職場の方と食事をされるお客さまがほとんど。ラム肉だけに振り切った業態よりも幅が広い方が利用しやすいと考えた。フレンチで修業した料理人が作っているので、洋食全般にも力を入れている」と話す。
ほかにも、脂身の少ない柔らかい部位だけを使った「特撰和牛シャトーブリアンのカツサンド」(3,520円)や、「自家製シーフードコロッケ 1個」(440円)、「ブルーチーズ入りスクランブルエッグ」(770円)といった洋食メニューもそろえる。アルコールは「箕面ビール.スタウト」(1,100円)や「自然派ボトルワイン」(4,400円~)など。
高田さんは「カツサンドは原価度外視で提供しており、シーフードコロッケも仕込んでも仕込んでも売り切れてしまう人気のメニュー。お店が地下で入りづらくはあるが、店内はアットホームな雰囲気でフレンチ出身の料理人が作る料理をカジュアルに提供している。肉料理は3~4人で食べられるボリュームにしていて、20時まではハッピーアワーでほとんどのドリンクを380円で提供している。ちょっとした飲み会や仕事帰りの食事に気軽に立ち寄ってほしい」と話す。
営業時間は、11時30分~15時(ランチ)、17時~23時(ディナー)。土曜・日曜・祝日定休。