赤坂の中華料理店「Turandot臥龍居(トゥーランドットガリュウキョ)」(港区赤坂6、TEL 03-3568-7190)が10月1日、10周年を迎えた。
「自由なスタイルでチャイニーズを」をコンセプトに、創作中華料理のコースをメインに提供する同店。北海道出身のシェフ、脇屋友詞さんは15歳で赤坂に上京。「山王飯店」(千代田区)など都内のホテルレストランで修業を重ね、2001(平成13)年に「Wakiya一笑茶樓(ワキヤイチエミチャロウ)」(赤坂6)をオープン。2011(平成23)年に同店を開いた。
開業から4年目には、黄綬褒章を受賞。脇屋さんは「祝賀会は当店にお客さまを招き、料理も自ら提供した。朝市やおかゆ、ラーメン、総菜のテークアウト販売など、お客さまが楽しめるような企画をたくさん行ってきた」と話す。
メニューは、「伝説と創作」をテーマとした「九喜美彩●」(●は石へんに蝶のつくり)や「歌楽山龍蝦」や、シェフ特製のデザート「Wakiya精緻美點」などを含めたコース料理を提供する。ランチは4種類(6,800円~)、ディナーは7種類(1万5,000円~)を用意する。
脇屋さんは「15歳で赤坂に来てからこれまでの街の変化をずっと見てきた。今後も自分らしく、赤坂の街がもっとにぎやかになるような企画を行いたい。この店を通して、たくさんの人に中華のおいしさ、楽しさを広めていければ」と話す。
営業時間は月曜~金曜=11時30分~14時30分、17時~21時、土曜・日曜・祝日=11時~21時。