上智大学(千代田区紀尾井町)で今秋に開催を予定しているソフィア祭内の企画「Sophian’s Contest(ソフィアンズコンテスト)」の候補者が7月19日、決定した。
「UNMUTE(アンミュート)」をテーマに開催する同企画は、ソフィア祭までの期間中、候補者がさまざまなイベントに参加しながら、自身の魅力と社会課題を発信するインフルエンサーとしての活躍を競う。
ソフィア祭実行委員会コンテスト局長の山縣璃沙さんは「多様性を尊重するコンテストの理念の下で候補者一人一人がありのままで輝いてほしいという思いで企画した。社会課題や興味関心のある事柄について候補者一人一人が静寂を破り、自分なりの発言をしてほしい。誰もが『UNMUTE』(発言)しやすい世の中になってほしいという願いを込めている」と話す。
候補者は、ストルトン絵美莉(すとるとんえみり)さん(国際教養学部国際教養学科3年)、あさみさん(文学部新聞学科4年)、堤奈々美さん(法学部地球環境法学科3年)、江川真唯(まい)さん(総合グローバル部総合グローバル学科3年)ら。
「従来のミス・ミスターコンテストが持っていた課題を理解した上で、『見える上智生』として上智大学の魅力を伝え、社会で活動する人材を輩出することを目指す」と山縣さん。「新型コロナウイルスの影響もあり難しい面も多々あるが、このコンテストが多くの人々に何かを考えるきっかけとなるよう運営一同願っている。支援と協力をお願いしたい」とも。
グランプリを決定するコンテスト本選はソフィア祭2日目の11月3日、同大四ツ谷キャンパスで開催する(新型コロナウイルスの影響により変更の可能性あり)。