東京ガーデンテラス紀尾井町(千代田区紀尾井町1)で5月14日、「KIOI ROSE WEEK 2021」が始まる。
モーツァルトの歌劇「魔笛」にちなんだ花名の「ラ レーヌ ドゥ ラ ニュイ(夜の女王)」
例年同施設内に建つ「赤坂プリンス クラシックハウス」を囲むように植えられた「KIOI ROSE GARDEN」では5月から多くのバラが花を咲かせ、ピーク時には約90種600株の花が咲き誇る。
同ハウスの西側に設置された「赤バラのアーチ」では、モーツァルトの歌劇「魔笛」にちなんだ花名の「ラ レーヌ ドゥ ラ ニュイ(夜の女王)」が咲き、青バラのコーナーでは最新品種の「リラ」や「ブルー ムーン ストーン」などを見ることができる。南側には赤白のコントラストが美しい「ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ」や「ピエールドゥ ロンサール」などが咲く。
東南側は、バラと同ハウスのチューダー様式を基調としたクラシカルな建物とのバランスが美しいエリアで、花と建物とが一体となった景観が望める。プリンス通り側となる東には、真っ白なバラの「ヨハネ パウロ2世」や「ウエディングベルズ」「王妃アントワネット」「アプリコット キャンディ」などが咲く。
6月1日には、同ガーデンの見どころをご紹介する「ROSEガーデンツアー」をユーチューブで公開予定。視聴方法は同施設のホームページで確認できる。動画はイベント終了後もアーカイブとして見ることができるようにするという。
西武プロパティーズ・東京ガーデンテラス事業推進部の矢田文さんは「今年も当施設のバラはこれまでと変わることなく元気に咲いている。緊急事態宣言の期間中でも『どんなことが起きても変わることのないバラの美しさ』をお届けできるよう、SNSやホームページでバラ情報を発信していくので、ぜひご覧いただきたい」と話す。
6月6日まで。